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悪石島あくせきじま 住民じゅうみん診察しんさつ医師いしストレス腹痛はらいた吐き気はきけ症状しょうじょうも」

2025-07-09 • 02:50:53

फुरिगाना दिखाओ
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鹿児島かごしまけん十島としまむら悪石島あくせきじま地震じしんつづなか現地げんちはいって診療しんりょうにあたった医師いしは、に対にたいする恐怖きょうふくわえ、経済けいざいてき不安ふあんストレスとなり、腹痛はらいた吐き気はきけなど身体しんたい症状しょうじょうはじめているとして、こころのケアや経済けいざいてき支援しえん必要ひつようせい指摘してきしました。

活発かっぱつ地震じしん活動かつどうつづ十島としまむら悪石島あくせきじまでは、住民じゅうみんしまがいへの避難ひなんおこなわれる一方いっぽうで、仕事しごとなど事情じじょうでいまも20にん住民じゅうみんしまのこって生活せいかつしています。

奄美あまみ大島おおしまある県立けんりつ大島おおしま病院びょういん山田やまだ直樹なおき医師いしは、今年ことし4つきからつき2かい悪石島あくせきじましょう宝島たからじまなど巡回じゅんかい診療しんりょうおこなっていて、8にちまでの3日間にちかん悪石島あくせきじまおとずれ、住民じゅうみん診療しんりょう健康けんこう相談そうだんにあたりました。


山田やまだ医師いしによりますと、診療しんりょうした住民じゅうみん大半たいはんに対にたいする恐怖きょうふくわえ、民宿みんしゅくりょうなど本来ほんらい仕事しごとができないため、先行さきゆえない経済けいざいてき不安ふあんうったえていて、なかには睡眠すいみん不足ふそく食欲しょくよく低下ていか、それにストレスから腹痛はらいた吐き気はきけなどをうったえる住民じゅうみんもいたということです。

山田やまだ医師いしは「精神せいしんてき不安ふあん身体しんたい症状しょうじょうにもはじめている。いま興奮こうふん状態じょうたいになっているひともいるが、今後こんご地震じしんつづけばやる気やるきがなくなったり食欲しょくよくちたりするなどの『そもそもうつ傾向けいこう』におちいリスクもあるので心配しんぱいだ。生活せいかつめん不安ふあんうったえる住民じゅうみんおおく、今後こんご経済けいざいてき支援しえん必要ひつようになってくるとおも」とべました。

そのうえで「今回こんかいはなしだけでもかなりストレス緩和かんわされたようにかんじたので、今後こんご巡回じゅんかい診療しんりょうつづ住民じゅうみん不安ふあん寄り添よりそっていきたい」とべました。


十島としまむら 震度しんど1以上いじょう地震じしん 1720かい(9にち午前ごぜん11まで)

鹿児島かごしまけんのトカラ列島れっとう悪石島あくせきじましょう宝島たからじま付近ふきんでは、6つき21にちから地震じしん活動かつどう活発かっぱつになり、これまでに悪石島あくせきじま最大さいだい震度しんど6じゃく観測かんそくしています。

7つき6にちには悪石島あくせきじま震度しんど5きょう観測かんそくする地震じしんが2かい相次あいついで発生はっせいし、7にちにはマグニチュード5.1の地震じしんきて悪石島あくせきじま震度しんど5じゃくれを観測かんそくしました。

活発かっぱつ地震じしん活動かつどうつづいていて、震度しんど1以上いじょう観測かんそくする地震じしんが、7にちは60かい、8にちは39かい発生はっせいし、9にち午前ごぜん11時点じてんで1720かいにのぼっています。

トカラ列島れっとう近海きんかいでは2023ねんや2021ねんにも活発かっぱつ地震じしん活動かつどうがありましたが、今回こんかい地震じしん回数かいすう過去かこケースおおきく上回うわまわっています。

気象庁きしょうちょうは、震源しんげんあさく、観測かんそくてんちか震度しんどおおきくなるとして、当面とうめん最大さいだい震度しんど6じゃく程度ていど地震じしん注意ちゅういするようびかけています。

ソース:NHK ニュース