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以上の論点から、雅楽助は父・正信が70歳近くにもうけた子であり、兄・元信とは二十数歳以上と、親子ほどに年が離れた人物だと想定できる。画風から雅楽助は、元信から画を学んだと思われ、甥の狩野松栄に影響を与えた。『本朝画史』では雅楽助の画風を、元信によく似ており「風格高挙、気韻粛爽」な反面、老成に欠けると評している。しかし、晩年の作だと推定される「松に鴛鴦図屏風]
〔雅正の楽の意〕
律令制で, 治部省に属し宮廷音楽をつかさどった役所。 楽人の統制や歌舞音楽の演奏・教習などを扱った。 うたまいのつかさ。 うたのつかさ。 うたづかさ。 うたりょう。
⇒ ががくりょう(雅楽寮)
千秋楽(せんしゅうらく)は、雅楽の唐楽の曲名の一つ。 盤渉調で、早八拍子の小曲である。管絃だけで舞はない。また黄鐘調の渡物もある。 唐楽に含まれるが、渡来したものではなく、その作風を真似て日本で作曲された本邦楽の一つである。1144年(康治3年)後三条院の大嘗祭に王監物頼吉が作ったとされる。『古今
森林で, 上層の樹木の下に生育する高さの低い樹木。