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(1)火にかけて, 中に入れた物を加熱する器具。 《釜》(ア)主として炊飯に用いる金属製の器。 鍋よりも深くて, 普通かまどにのせかけるための鍔(ツバ)が付いている。 はがま。 (イ)茶の湯で湯を沸かす道具。 茶釜。 鑵子(カンス)。 (ウ)醸造・製塩・製茶などに用いる加熱用の器具。
陶磁器を焼いて製造する所。 また, それをする人。
江戸時代, 諸藩で経営した窯(カマ)。 鍋島氏の大川内山窯, 島津氏の竪野(タテノ)窯など。
石を積み上げて築いた炭焼きがま。 堅炭(カタズミ)を作るのに用いる。 白炭(シロズミ)窯。
焼成中に火炎の性質や釉(ユウ)の具合などにより, 焼成した陶磁器が予期しない釉色や釉相を呈したり, 器形が変形したりすること。 また, その器。 現在では人為的に実現できる。 火変わり。
炭焼き窯の一。 木材が炭化するのを待って, 密閉して火を消す装置のもの。 窯口以外は全部土で築く。
古代では草葺、茅葺であった家屋の屋根がほとんどであったが、中世からは貴族や武士、僧侶など一部の身分の者の利用する家屋で、粘土瓦を使用した屋根が普及し始めた。磁器やクリスタルガラスの生産が可能になると、調度品として高く評価され、美術品としての価値を生むようにもなった。陶工、陶芸家という職業も社会的地位を確立した。美術品ないし工芸品としては、
窯跡(かまあと/ようせき)とは、陶磁器を焼くために用いられた窯の遺構である。特に古い時代に作られたものは「古窯跡」(こようせき)や「窯址」(ようし)とも言う。群在する場合が多く、窯跡群(かまあとぐん/ようせきぐん)と呼ばれる遺跡群を形成する。 窯跡は、過去に使われ遺棄された窯の跡