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苦肉計(くにくけい、くにくのけい)とは、兵法三十六計の第三十四計にあたる戦術。人間というものは自分を傷つけることはない、と思い込む心理を利用して敵を騙す計略である。日本では苦肉の策(くにくのさく)、苦肉の計(くにくのけい)、苦肉の謀(くにくのはかりごと)ともいう。
(1)つらいことや苦しいこと。 苦労や苦痛。
〔形容詞「にがい」の語幹から〕
にく。 人体の肉。 「我が~はみ膾(ナマス)はやし/万葉 3885」[和名抄]
(1)動物の, 皮膚におおわれ骨に付着する柔らかい部分。 一般に, 皮下組織と筋肉をいう。
四苦八苦(しくはっく)とは、仏教における苦(ドゥッカ、dukkha)の分類。 根本的なドゥッカを生・老・病・死(しょう・ろう・びょう・し)の四苦とし 生苦(jāti dukkha) - しょうく。衆生の生まれることに起因する苦しみ。 老苦(jarāpi dukkha) - 衆生の老いていくことに起因する苦しみ。体力、気力など全てが衰退していき自由が利かなくなる。
苦労と災難。 災厄。
〔仏〕 四諦(シタイ)の一。 煩悩(ボンノウ)をもつ者の世界に起こることは皆苦であるということ。 苦聖諦(クシヨウタイ)。